スキャンサームプロが進める4つのステップ
ステップ01 高さから考える
代表・佐藤のワンポイント
鋳物製横型薪ストーブは残念ながら先進国ではほとんど30年前に姿を消し、現在ではマントルピース内の取り替え用薪ストーブとして販売されています。世界の薪ストーブ、特に中央ヨーロッパでは、住宅性能の省エネ化が進んでおり、大きなカロリー消費をするものではなく、いかに小さな少ない薪で十分な燃焼を起こせるかが重視されているため、小さなカロリーの薪ストーブが人気です。一方で住宅は、中世ヨーロッパのようなテラコッタタイルの内装インテリアではなく、木材無垢材のフローリングやシンプルなモダン建築が人気となり、薪ストーブもクラシックなイメージから脱却しています。アイアン家具としての薪ストーブは、燃焼時以外の夏などにも暖房器具が室内にあるというより、インテリアの一部として近代的な暖炉として表現されるようになり、そのためにサイズ感が大きく、火室が高いものが現代的なトレンドとなっています。
詳しくは、YouTube、薪ストーブ教育TV内の「新築をお考えの方」でご覧ください→→→
ステップ02 設置場所から考える
代表・佐藤のワンポイント
設置場所は空間インテリアを行う上で最も重要です。例えば、観葉植物を室内に飾ることを想像してください。LDKの中央に飾る理由は、リビングとダイニングの使用用途が異なることから、小さな間仕切りとしての役割を果たすためです。壁に飾る場合は、絵画のように壁面の装飾として飾ります。コーナーに飾る場合は、窓の外の景色と一体化した大きな景観として飾ります。
しかし、従来の薪ストーブの扱いは、「ここが一番温まる」「ここが灰などで汚れても大丈夫」といった機能面に偏り、インテリアとしての役割が軽視されてきました。
スキャンサームのご購入を検討されている皆様には、世界No.1ブランドであり、世界的に著名なデザイナーがデザインした製品の本質をぜひご理解いただきたいと思います。
詳しくは、YouTube、薪ストーブ教育TV内の「新築をお考えの方」でご覧ください→→→
ステップ03 煙突を考える
代表・佐藤のワンポイント
日本では当たり前になっている煙突(排煙システム)は、ヨーロッパではほとんど見かけません。
ドイツなどは、※居住空間に煙突を通すことが禁止されている為、屋根上から本体背面までの煙突貫通通路を設備しなくてはなりません。そのことで、煙突が見えないことが前提にデザインされるケースは少なくありません。シンプルに美しさを追求した結果、扉のレバーや、扉ガラスのフラット化、さらに、本体やBOXのコーナー箇所を全て溶接した美しさが生まれたのです。
※ドイツではスチール製煙突、セラミック製、レンガ作りと様々な煙突が存在する為、室内に煙突が露出することに制限を設けています。
詳しくは、YouTube、薪ストーブ教育TV内の「新築をお考えの方」でご覧ください→→→
ステップ04 BOXを活用する
代表・佐藤のワンポイント
シャープで研ぎ澄まされたマットブラックの薪ストーブは、黒い鉄の素材と色から、視覚的にも物理的にも硬い印象を与えます。この硬さはインテリアに重厚感をもたらす一方で、家庭的で柔らかい雰囲気を損なうことがあります。また、黒い鉄は視覚的に冷たい印象を与えることがあるため、柔らかいクッションや暖かみのあるカーペット、ウッド素材の家具などと組み合わせることで、硬さや冷たさを中和できます。
スキャンサームエレメンツのBOX内にディスプレイ用「薪」を配置することで、鉄の硬さに対して薪の持つ柔らかな暖かい印象を与えることができます。まさに究極の薪ストーブと言えます。